おすすめのネット銀行「楽天銀行」をご紹介。メリット・デメリット、口座開設方法も解説。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。
楽天銀行はその名の通り楽天傘下の銀行で、国内最大級のネット銀行です。
振込手数料やATM手数料を無料にすることもでき、上手く使うと家計を大きく助けることが可能です。
普通の銀行と同様、キャッシュカードも用意されており、コンビニで入出金が可能です。住宅ローンもあります。
取引で楽天スーパーポイントが貯まり、お得です。
また、楽天銀行では、楽天グループが提供する他のサービス(楽天証券や楽天カードなど)との併用もでき、ポイントが貯まりやすくなります。
楽天のサービスをよく利用する方には、特にメリットが大きいでしょう。
このページでは、そんな楽天銀行のメリット・デメリットについて解説します。
楽天銀行とは
楽天銀行は、楽天傘下のネット銀行です。
以前はイーバンク銀行という名前でしたが、2009年2月にイーバンク銀行は楽天の子会社となり、2010年5月に名前が「楽天銀行」となりました。
会社資産は2兆円近くあり、口座数・預金残高は増加傾向にあり、高い人気となっています。
20代~60代を中心に、幅広い年齢層が口座開設をしているのが特徴です。
楽天銀行は口座開設・維持手数料は無料で、口座保有に一切費用はかかりません。
楽天の銀行だけあり、取引で楽天ポイントが貯まったり、グループの証券会社である楽天証券との連携サービスがあります。
ATM・振込手数料を無料にすることもでき、日常的に利用することも可能なスペックのネット銀行です。
楽天銀行のメリット
近くのコンビニATMが24時間365日利用可能
ネット銀行も普通の銀行と同じくキャッシュカードを作り、ATMでそのカードを利用して簡単にお金を引き出すことが可能で、コンビニATMが利用できます。
銀行ATMは曜日や時間帯によっては利用できないため、いつでも開いているコンビニATMは大変便利です。
ATM提携企業 | ATMの主な設置先 |
---|---|
セブン銀行 | セブンイレブン、イトーヨーカドー |
イーネット | ファミリーマート、スリーエフ、ポプラ |
ローソン | ローソン、ナチュラルローソン |
三菱UFJ銀行 | 三菱UFJ銀行 |
みずほ銀行 | みずほ銀行 |
イオン銀行 | イオン、マックスバリュ、ミニストップ |
ステーションATMPatsat | 阪急電鉄、阪神電車、北大阪急行電鉄 神戸市営地下鉄、南海電鉄の各駅 |
ゆうちょ銀行 | ゆうちょ銀行、ファミリーマート |
ATM手数料0円(最大月7回まで)
無料でエントリーできる優待プログラム「ハッピープログラム」に参加することで、月最大7回無料になります。
「ハッピープログラム」は楽天銀行に預けている金額が多くなるほど、優遇を受けられるサービスで、10万円以上預けていると、月1回ATM利用手数料が無料になります。
50万円以上預けていると月2回、100万円以上預けていると月5回、300万円以上預けていると月7回までATM利用手数料が無料になります。
会員ステージは毎月25日終了時点の「お預かり資産残高」、または指定の商品・サービスの「前月1ヶ月分のお取引件数」で決まります。
他行振込手数料0円(最大月3回まで)
最大で月3回まで、他行振込手数料が無料になります。
もし毎月振込があるのであれば、楽天銀行に切り替えることで振込手数料の節約になるでしょう。
他行振込手数料が無料になる回数は、ATM手数料と同じく楽天銀行の残高・取引件数によって回数が変動します。
楽天スーパーポイントが貯まる、使える
楽天が運営するポイントサービスである「楽天スーパーポイント」は、楽天市場だけでなく楽天ブックス、楽天トラベルなどで利用でき、このとき、通常商品の購入金額の1%がポイントとして貯まり、1ポイント=1円として利用可能です。
通常ポイントの有効期限は、最後にポイントの付与があった日から約1年間です。
このポイントはATM利用手数料・他行振込手数料の場合と同じく、預ける金額・取引件数に応じてポイント獲得倍率が変動し、最大3倍になります。
5万円の商品を購入した場合、最大3倍のポイント獲得倍率であれば、5万円×3%=1,500円分のポイントが貯まります。
楽天市場をよく利用する方なら、かなりの量のポイントを獲得できるでしょう。
スマホでサービスが利用可能
外出時に残高を確認する必要が出た場合、スマホで確認ができます。
ひと目で残高の確認ができ、通帳に記帳する必要もありません。
また、振り込みもスマホで可能なため、振込先の口座情報が分かれば、自宅にいても振り込みが可能です。
高金利
メガバンクの金利は年0.001%であるのに対し、楽天銀行の普通預金金利は年0.02%です。
さらに、楽天銀行と楽天証券口座との連係サービス(マネーブリッジ)を利用すれば、普通預金金利が通常の5倍、年間0.1%になります。
少しでも資産を増やしたいと考えているのであれば、楽天銀行のような高金利のネットバンキングを利用するべきでしょう。
預金保険制度(ペイオフ)にも対応
「ネット銀行は何となく不安だ」という方もいらっしゃると思いますが、楽天銀行は一般の銀行と変わらない補償がしっかりあります。
預金保険制度(ペイオフ)ももちろんあり、預金者1人につき預金の元本1千万円とその利息分までが保護されます。
ですので、万が一の事態があっても、普通の銀行と同じように私たちの預金は守られます。
楽天銀行デビットカードの還元率が1%
楽天銀行で口座開設した場合、年会費無料のデビットカードが利用できます。
キャッシュカードとして使えるだけでなく、「JCB」または「VISA」の加盟店でショッピングできる機能もあり、中でも「JCB」と提携しているデビットカードは、還元率が1%となっており、クレジットカードクラスの還元率の高さです。
ショッピングをすると、100円で楽天スーパーポイントが1ポイント付与されます。
さらに、楽天グループ(楽天市場など)で利用することで、いつでもポイントが2倍になるというメリットもあります。
楽天銀行のデメリット
他のネット銀行よりも手数料が高め
メガバンク・地方銀行よりは安いですが、他のネット銀行に比べると楽天銀行の振込手数料やATM手数料などの手数料は高めです。
振込手数料やATM手数料が月に何回か無料になる「ハッピープログラム」を活用し、楽天銀行の残高・取引件数を増やしていけば、他のネット銀行よりも有利になります。
ATMで楽天銀行への入金額が3万円未満だと手数料が発生
ATM提携企業 | 入金 (3万円未満) |
入金 (3万円以上) |
出金 |
---|---|---|---|
セブン銀行 | 200円 | 無料 | 200円 |
イーネット (ファミリーマート等) |
250円 | 無料 | 250円 |
ローソン | 250円 | 無料 | 250円 |
三菱UFJ銀行 | 250円 | 無料 | 250円 |
みずほ銀行 | 250円 | 無料 | 250円 |
イオン銀行 | 200円 | 無料 | 200円 |
ステーションATMPatsat | 200円 | 無料 | 200円 |
ゆうちょ銀行 | 250円 | 無料 | 250円 |
ATMを使い楽天銀行に入金する際に、入金額が3万円未満だと手数料がとられます。
3万円以上の入金の場合、手数料は無料ですが、少額を楽天銀行に入金する際は注意が必要です。
これも、「ハッピープログラム」を使うと、最大7回/月まで無料となります。
口座開設の方法
口座開設の流れ
-
インターネットで開設の申し込み
インターネットから楽天銀行の口座開設を申し込みをします。楽天銀行ホームページから口座開設が可能です。
-
本人確認
運転免許証などの本人確認書類を提出します。方法は3つありますが、アプリで行うと早く口座開設できる為、オススメです。
-
書類の受け取り
口座開設が完了すると、口座開設の完了をお知らせする「ThankYouレター初期設定ガイド」が届きます。
-
初期ログイン設定
「ThankYouレター初期設定ガイド」に従い、最初の設定を行います。
1:楽天銀行の口座開設申し込み
まずは楽天銀行ホームページより、「口座開設」のボタンを押します。
この際、既に楽天会員の方と、まだ会員でない方の場合でボタンが異なります。
なお、非会員の方でも3分程度で口座開設は完了しますし、既に楽天会員の場合は、一部の入力が省略可能です。
口座開設ボタンを押すと、口座開設申し込みのページに遷移するので、名前、性別、生年月日、職業、住所などを入力します。
次に、キャッシュカードの選択に移ります。
キャッシュカードの種類は、
- デビット機能付キャッシュカード
- クレジット機能付キャッシュカード
- 通常のキャッシュカード
の3つです。
最後に、口座の利用目的、本人特定事項の確認方法を入力し、確認を行なった後、「申し込む」をクリックします。
情報を入力し、申し込みが完了すると、楽天銀行から「アクセスキー」と「登録番号」がメールで送られてきます。
なお、メールが届かない場合、メールの受信設定などを確認してみましょう。
2:本人確認書類の提出
本人確認書類は3つの方法で提出できます。
-
アプリ
「楽天銀行アプリ」をダウンロード後、「アクセスキー」、「登録番号」等を入力し、本人確認書類の画像をアップロード。
その後、2日~2週間程度で「ThankYouレター初期設定ガイド」が送付されます。
-
配達員
申込み後、1~2週間程度で「ThankYouレター初期設定ガイド」が送付され、その到着時に、配達員へ本人確認書類を提示します。
-
郵送
口座開設申込み後、「返信用封筒」が送付されるので、本人確認書類を返送。
返送から1週間~10日程度で「ThankYouレター初期設定ガイド」が送付されます。
アプリで提出する方法が、最も早く口座開設ができ、郵送が最も時間が掛かってしまいます。
なお、口座開設の進捗は、楽天銀行ホームページで「アクセスキー」や「登録番号」を入力することで確認可能です。
3:「ThankYouレター初期設定ガイド」の受け取り
口座開設完了のお知らせ「ThankYouレター初期設定ガイド」は転送不要の簡易書留で送られてきます。
ログインに必要な情報が記載されています。
必ず受け取りましょう。
4:初期ログイン設定
「ThankYouレター初期設定ガイド」には、「初期ログインID」、「初期パスワード」が記載されているので、ログインし、改めてログインIDとパスワードを設定しましょう。
取引に必要な「暗証番号」もここで設定しますが、今後も利用する大切な情報ですので、きちんと管理しましょう。
加えて、「ワンタイム認証」、「セキュリティカード認証」の設定など、セキュリティに関する設定を行っておくことをオススメします。
楽天銀行の口座開設はアプリが便利でオススメ
上述の通り、楽天銀行の口座開設は「配達による受取人確認」、「郵送」、「アプリ」の3つの方法があります。
スピーディな開設を望むのであれば、楽天銀行アプリを使った開設がオススメです。
本人確認書類を撮影して送信するだけで良く、郵送よりもかなり早く開設できます。
【アプリを使った口座開設の流れ】
- 楽天銀行アプリをダウンロード
- PC・スマホから口座開設の申し込み
- 本人確認書類を撮影、データ送信(免許証の裏表の画像など)
- 「ThankYouレター初期設定ガイド」が送付
- 初期設定ができれば完了
まとめ
楽天の銀行だけあって、取引で楽天スーパーポイントが貯まったり、グループの証券会社である楽天証券との連携サービスもあります。
ATM・振込手数料を無料にすることもでき、日常的に利用することも可能なスペックのネット銀行です。
口座開設・維持手数料は無料で、口座保有に一切費用はかかりませんから、自分に合っている・上記のメリットに魅力を感じた方は、口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。