おすすめのクレジットカード「リクルートカード」の特徴やメリット、注意点を解説。

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おすすめのクレジットカード「リクルートカード」の特徴やメリット、注意点を解説。

初めてのクレジットカードを作るにあたり、「年会費が無料で、ポイント還元率が高いクレジットカードを作りたい」、「本当にリクルートカードは年会費無料で、高還元率?」と、この様な悩み・疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

また、いざ作ろうと思っても、「還元率以外のメリットは?」など、リクルートカードが本当にお得なのか気になっている方もいらっしゃるでしょう。

リクルートカードは、「年会費永年無料」で「ポイント還元率が高い」、おすすめのクレジットカードです。

勿論、年会費・還元率以外のメリットもあります。

この記事では、そんなリクルートカードの特徴、メリットについて解説します。



目次

スペック

リクルートカード

年会費 永年無料
ポイント還元率 1.2%
国際ブランド VISA / JCB / MasterCard
ポイント リクルートポイント
ポイント期限 最終ポイント獲得から1年
交換可能ポイント Pontaポイント
締切日 毎月15日
支払い日 翌月10日
盗難補償 60日前までさかのぼり補償
ショッピング保険 年間200万円
家族カード 年会費無料
ETCカード 年会費無料
※Visa/Mastercardは発行手数料1,000円
申し込み資格 18歳以上で安定した収入のある方
解約手数料 無料


リクルートカードの特徴


年会費が永年無料

リクルートカードの嬉しいポイントの一つは、「年会費が無料」であるという点です。

「年間で〜円以上使ったら翌年度無料になる」というクレジットカードは多くありますが、リクルートカードは無条件で年会費がかかりません。

リクルートカードは初年度だけでなく、2年目以降も利用の有無にかかわらず年会費無料で持つことができるカードです。

極端な例ですが、リクルートカードを作成してから一回も使わずにタンスの奥にしまっておいたとしても、一切年会費はかからないということです。

勿論、作った以上、そんな人はいないと思いますが、ランニングコストがかからないというのは非常に魅力的と言えます。


ポイント還元率が1.2%

ポイント還元率とは、100円の利用につき何円相当のポイントが貯まるかをパーセントで示したものです。

「リクルートカード」のクレジット利用で貯まるポイントは「リクルートポイント」で、カード利用額に対するポイント還元率は1.2%と、高還元率になっています。

ポイント還元率 カード例
0.5% エポスカード
イオンカード
VIASOカード
セゾンインターナショナルカード等
1% Dカード
楽天カード
ヤフーカード
Orico Card THE POINT等
1%超 リクルートカード(1.2%)
REX CARD(1.25%)

還元率1.2%の「リクルートカード」の場合、年間100万円のクレジット利用で1万2,000円相当のポイントが、年間200万円のクレジット利用なら2万4,000円相当のポイントが貯まることになります。
さらに、クレジット利用時だけでなく、電子マネーにチャージ(入金)した場合も同様にポイントが貯まります。

ただし、以下の電子マネーチャージでのポイント還元は、「合算で月間3万円までの利用分」が加算対象となっています。

【対象となる電子マネーチャージ】
国際ブランド 電子マネーチャージ
JCB nanaco(ナナコ)/モバイルSuica
Mastercard/VISA nanaco(ナナコ)/楽天Edy/モバイルSuica/SMART ICOCA

また、貯めたポイントは「1ポイント=1円」として、「じゃらん」、「HOT PEPPER Beauty」、「ポンパレモール」等のリクルートのインターネットサービス等で利用可能です。

加えて、ローソンのPontaポイントに等価交換することも可能で、交換した場合、「1ポイント=1円」換算となります。


リクルートカードのメリット


電子マネーへのチャージに最適!電子マネーとのポイント2重取り

リクルートカードの一番のメリットは、「電子マネーへのチャージ」でもポイント加算対象になるという点です。

楽天Edy、nanaco、モバイルSuica等、様々な電子マネーでポイントが付与されます。

ここで注意点が1つ。

上述の通り、リクルートカードは申し込み時に3つの国際ブランドから選択できますが、それぞれでポイント加算対象になる電子マネーが異なります。

国際ブランド ポイント加算対象
VISA 「nanaco」、「楽天Edy」、「モバイルSuica」、「SMART ICOCA」
MasterCard 「nanaco」、「楽天Edy」、「モバイルSuica」、「SMART ICOCA」
JCB 「nanaco」、「モバイルSUICA」

見てお分かりの通り、「VISA」と「MasterCard」の方がポイント加算対象の電子マネーが多く、使っている人が多いであろう「楽天Edy」は「VISA」と「MasterCard」でしかポイント加算対象にならない為、注意しましょう。


電子マネーチャージでポイント加算対象になるということは、「クレジットカードは使えないけど電子マネーは使える」というお店において、間接的にクレジットカード払いができるということでもあります。

楽天Edyならば、支払額の200円につき1ポイント貯まりますから、リクルートカードでチャージした場合、ポイントの2重取りが可能になります。

このポイント2重取りが「リクルートカード」の一番のメリットと言えるでしょう。

なお、ポイント加算の対象は月3万円までです。

勿論、3万円以上のチャージも可能ですが、その分のポイントは付与されません。

また、利用金額の対象はそれぞれの電子マネーの合計金額ではなく、すべての電子マネーの合算金額です。

それぞれの電子マネーで月3万円以上利用する場合、別途クレジットカードの作成を検討しましょう。


毎月の支払額に対してポイントが貯まる

地味に嬉しい点ですが、リクルートカードは「毎月の利用額」に対してポイントが還元されます。

1回の支払い毎にポイントが還元されるクレジットカードも多くありますが、この場合、無駄になってしまう金額が多くなります。

例えば、100円毎に1ポイント還元されるクレジットカードの場合、199円の会計だと1ポイントしか貯まりません。

その為、99円の分が無駄になり、勿体無いです。

しかし、リクルートカードでは、この様なことがない為、無駄な金額を最小限にできます。

ポイントが無駄なく、効率的に貯まっていきます。


リクルート系の様々なサービス・キャンペーンを利用でポイント倍増

リクルートカードは、カード利用でリクルートポイントが貯まりますが、リクルート系列のサービスでの利用で還元率が上がる点も魅力です。

サービス名 加算還元率
ポンパレモール +3.0%
じゃらん +2.0%
ホットペッパービューティー +2.0%
ホットペッパーグルメ 予約1名につき50ポイント

例えば、ポンパレモールでは、元々の基本還元率「1.2%」に、加算還元率「3.0%」を合わせて実質「4.2%」の還元率になります。

正確には、ポンパレモールでの購入・利用したサービス料金の3.0%が「Pontaポイント」として還元され、リクルートカードの「リクルートポイント」1.2%の還元率を合計し、4.2%と高いポイント還元率となります。

言い換えれば、リクルート系のサービスを利用すると「Pontaポイント」貯まる為、「リクルートカード」で支払うことで獲得した「リクルートポイント」との2重取りができるということでもあります。

このように、系列サービスを積極的に利用すれば、さらにお得にポイントを貯めることが可能です。

加えて、リクルートが運営している「ポンパレモール」では、毎月1回はイベントを開催しておりポイント2倍・3倍は当たり前で、系列サービスのキャンペーン・イベントを活用することで、さらに効果的にポイントが貯めることも可能です。

※補足: ポンパレモールは数千点以上の商品が展開されている大型サイトです。 食品、飲料水、洋服などの日用品や生活用品はもちろん、家電や家具まで幅広い商品やサービスを扱っています。


ポイントの使い道 -Pontaポイントへの交換が便利-

リクルートカードはカード利用で貯まったリクルートポイントは、「じゃらん」、「ホットペッパーグルメ」、「ポンパレモール」、「ホットペッパービューティー」等のリクルートのサービスで利用できます。

また、「リクルートポイント」は「Pontaポイント」と交換が可能で、交換したPontaポイントを「dポイント」に交換することもできます。

Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、昭和シェル石油、コジマ、HMV、ライフ等で1ポイント1円として使用できるので、利便性が高いです。

【Pontaポイント利用可能店(一部)】
ジャンル 店舗名
コンビニ・スーパー ローソン、ローソンストア100、ローソンマート、ライフ
通販・ネットショッピング ポンパレモール、HMV&BOOKS online、サンプル百貨店、cotoco、Oisix、TABROOM STORE
百貨店・ドラッグストア 高島屋、大和、アルビス、トモズ
グルメ・飲食 ケンタッキーフライドチキン、ピザハット(オンライン限定)、ホットペッパーグルメ
ファッション・美容 AOKI、セカンドストリート、タカシマヤコスメティックス、ホットペッパービューティー
エンタメ・本 ゲオ、ゲオ宅配DVDレンタル、ゲオ動画、HMV、三洋堂書店、セガ
家電・電力 コジマ、東京電力エナジーパートナー、中部電力 カテエネポイント
トラベル じゃらん、京阪グループホテル、JAL ABC、ルートインホテルズ
医療・保険 Dental Ponta、人間ドックのここカラダ、PET'S ALL RIGHT
カーサービス 昭和シェル石油、オリックスレンタカー、じゃらんレンタカー
スポーツ・ゴルフ ヒマラヤ、ヒマラヤ オンライン、じゃらんゴルフ

なお、PontaポイントはJALマイルとの交換も可能です。


家族カードも無料

リクルートカードは、「VISA」、「JCB」、「MasterCard」、いずれも家族カードの発行は無料です。

勿論、ポイント・明細も集約できる為、ポイントも効率的に貯めることができます。


付帯保険も充実

クレジットカードを作ることを検討する時、付帯保険を重要視される方も多いと思います。

リクルートカードには、旅行の時に頼りになる「旅行損害保険」や、購入した商品が盗難や破損にあった場合に補償してもらえる「ショッピング保険」が付いています。

リクルートカードの場合、カードで支払いをすることで、国内、海外損害保険が利用できるようになる「利用付帯」となっています。

※補足:
クレジットカードの旅行損害保険には、自動付帯と利用付帯があります。

  • 自動付帯:クレジットカードを利用しなくても自動的に保険適用。
  • 利用付帯:旅行費用をクレジットカードで支払うことで保険適用。

【リクルートカードの旅行損害保険】
保険内容 海外保険額 国内保険額
傷害(死亡・後遺障害) 限度額2,000万円 限度額1,000万円
傷害(治療費用) 限度額100万円 なし
疾病(治療費用) 限度額100万円 なし
賠償責任 限度額2,000万円 なし
携行品損害 限度額20万円 なし
救援車費用 限度額100万円 なし

リクルートカードは、年会費無料カードであるにも関わらず、国内・海外旅行保険が適用されます。


また、リクルートカードで購入した商品は、万が一、破損・盗難にあった時に補償してくれる「ショッピング保険」が適用されます。

国内・海外で商品を購入してから90日の保証期間があり、年間200万円まで補償されます。

他のクレジットカードでは「リボ払い」の時だけショッピング保険が適用される場合もありますが、リクルートカードは一括払いでも補償の対象となります。

その為、リクルートカードで支払いをすることにより、安心してショッピングを楽しむことができます。

加えて、リクルートカードには、他にも「紛失盗難補償」や「情報漏洩補償」等の保険もあります。

「紛失盗難補償」は、カードを無くし、不正利用された際に補償されます。

「情報漏洩補償」は、カード番号が流失したことで、不正利用された際の補償です。

これらの補償はカード発行後に自動的に適用されますが、万が一、このようなトラブルに陥った場合・身に覚えのない請求がきた場合などは、必ずカード会社に連絡をして下さい。

これらの補償は、申請があれば適用されますが、申請がなければカードを不正利用された金額は、カード会社から補償されません。

その為、何かあった際は、カード会社へ必ず連絡するようにして下さい。


リクルートカードのデメリット・注意点


電子マネーを利用しない場合はメリットが少ない

リクルートカードは基本のポイント還元率が1.2%と高い一方、ポイントが2倍になる特約店などはありません。

「電子マネーのチャージ・ETC利用でも1.2%のポイント還元が受けられる」というのは、他のカードよりも特に優れている点ではありますが、そもそも電子マネー・ETCをあまり利用しないという方にとってはメリットが少ないでしょう。


ポイントの使い道が限定的

クレジット利用で貯まる「リクルートポイント」はリクルート系のサービスで使用するか、あるいは「Pontaポイント」に交換した上で、その加盟店で使うしかありません。

「Pontaポイント」は「JALマイル」、「dポイント」等に交換できるものの、一般的なクレジットカードのポイントと比べると、交換できる他社ポイントのバリエーションに乏しいです。

よって、使い道がある程度限られるということになり、リクルートポイントやPontaポイント、dポイントを普段使わない・今後も使う予定がない、という人にはリクルートカードは相性が悪いと言えるでしょう。


VISA・MasterCardはETCカード発行が有料

「VISA」か「MasterCard」なら電子マネーチャージ等で多くの特典が適用される為、多くの方が「VISA」か「MasterCard」を選択すると思いますが、そうなるとETCカードの発行は1,000円かかります。

「JCB」ならば無料で発行できるので、この1,000円がちょっとひっかかるかもしれません。


デザインが一択のみ

同じクレジットカードでも、楽天カードは多くのカードデザインがあるのに対し、リクルートカードは1種類のみです。

選択の余地はありません。

「色々なデザインの中から選びたい」という方には物足りないかもしれません。


リクルートカードがおすすめの人

  • 年会費が毎年無料で使えるカードが欲しい
  • ポイント高還元なカードが欲しい
  • Pontaポイントを使う機会が多い
  • リクルートサービス(じゃらん、ホットペッパーなど)を使う機会が多い
  • Suica・nanaco・楽天Edy等の電子マネーを利用する機会が多い
  • 海外旅行に行く機会が多い

リクルートカードの申し込み方法


1:公式ページにアクセス

まずは、リクルート公式ページにアクセスします。

「カードのお申込みはこちら」をクリックすると、

  • リクルートIDをお持ちの方
  • リクルートIDをお持ちでない方

に分かれます。

リクルートIDがある場合、そのままログインします。


※リクルートIDを持っていない場合
リクルートIDを持っていない場合、新規会員登録(無料)が必要です。
「新規会員登録」をクリックし、メールアドレスを入力後、「同意して仮登録メールを送信」をクリックします。
直ぐにメールの返信がきますので、そこに記載されているアドレスをクリック。
会員情報の入力画面に遷移するので、「パスワード」、「名前」、「生年月日」、「性別」等、会員情報を入力します。
すべて入力して「上記に同意して確認画面へ」をクリックし、さらに次のページで入力内容を確認して、「登録する」をクリックします。
これで、リクルートIDの登録は完了です。


2:国際ブランドの選択

  • JCB
  • MasterCard・VISA

どちらかを選択し、「上記に同意してお申込み」をクリックします。


3:カード申込み情報の登録

カードの申込みに必要な情報を入力し、登録を進めます。
会員規約などの規約を確認し、「理解する・同意する」ボタンをクリックして、登録を進めます。
「名前」、「住所」、「電話番号」、「生年月日」、「職業」等の本人情報と、勤務先の「所在地」、「電話番号」、「資本金」、「業種」、「従業員数」、「入社年月」等の勤務先情報、「年収」、「キャッシング枠」、「暗証番号」、「支払い口座」等について入力していきます。
その後、オンライン口座振替サービスを利用する場合、内容を入力します。
今まで入力した申込み内容を確認し、問題がなければ「申込む」ボタンをクリックして、手続きは完了です。
この後、カード会社の審査が行われ、完了するとカードが手元に届きます。

リクルートカードはおおよそ、

  • VISA・MASTER:1~2週間程
  • JCB:約2週間

で、届きます。


まとめ

リクルートカードは、シーンを選ばず月の利用合計額に対して1.2%の高いポイント還元が受けられる年会費無料のクレジットカード。

月3万円という上限はあるものの、「楽天Edy」、「nanaco」、「モバイルSuica」、「SMART ICOCA」といった電子マネーへのチャージでもポイントが1.2%還元される為、ポイントの2重取りができます。

また、リクルート系列のサービスでの利用で還元率が上がる点も魅力的です。

付帯保険も充実しており、年200万円のショッピング保険、海外旅行傷害保険などが付帯しています。

お得な入会キャンペーンもあります。

まだリクルートカードをお持ちでなければ、この機会にぜひ作成してみてはいかがでしょうか。

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著者:ai(アイ)
ブロガー、ハンドメイド作家、プログラマー。「デビットカード、ネット銀行といったお金の支払い・管理に便利なサービス」や「アンケートモニター、クラウドソーシングなどの在宅でお金を稼ぐ方法」についての情報を発信。記事がお役に立てれば幸いです。

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